コウモリ駆除の費用は、何で決まるのか
各ページの §08 に載せている目安表を、もう少し詳しく説明します。 金額はすべて目安です。実際の費用は現地調査後の見積もりで確定します。
1. 被害の程度別の目安
※作業内容の区分と金額のレンジは、駆除業者が公表している実績・費用解説をもとにした当サイトの整理です。 建物の状況によってこのレンジに収まらないこともあります。
2. 金額を動かす3つの要素
3. 追加費用になりやすいもの
「思っていたより高い」の多くは、本体価格ではなくこの部分です。 見積もりの段階で確認しておくと、あとで揉めません。
見積書は「一式」の中身を見てください
「コウモリ駆除工事 一式 ◯◯円」だけの見積書は、比較ができません。 追い出しの作業費・封鎖する侵入口の箇所数と材料・清掃消毒費・高所作業費・諸経費が分かれているか。 分かれていないなら、内訳を出してもらってから判断してください。 まともな業者なら嫌がりません。
4. 相見積もりの取り方
2〜3社から取り、同じ条件で比べてください。次の3つを揃えて依頼すると比較しやすくなります。
- いまの状態(糞が落ちている場所と量、夕方に飛ぶ姿や屋根裏の物音の有無、いつから続いているか)
- 依頼する範囲(追い出しだけか、侵入口の封鎖と糞の清掃・消毒まで含めるか)
- 保証の有無と期間(再発したときに無償で対応してもらえるか)
糞の落ちている場所を写真に撮って送れば、現地調査の前でもおおよその話ができることがあります。 提示された金額は確定額ではなく目安として確認し、現地調査後の見積もりで最終判断してください。
「格安」広告からの高額請求にご注意
国民生活センターは2025年3月、駆除業者をめぐる高額請求について注意を呼びかけています。 公表されている相談事例では、広告の「約500円~」という表示から約20万円、 「約1,000円から」という表示から約50万円を請求されています(いずれも2024年8月受付)。 同センターは「特に、3ケタ台など極端な格安料金で依頼できることはまずありません」としています。
※公表されている相談事例はゴキブリなどの害虫駆除に関するものですが、 「格安表示 → 作業後の高額請求」という構図は、コウモリ駆除の依頼でも同じように注意が必要です。
おかしいと思ったら 消費者ホットライン「188」(いやや) へ。 お住まいの市区町村・都道府県の消費生活センターにつながる、全国共通の3桁の電話番号です。
出典: 国民生活センター「【広告の格安料金に要注意!】作業後に高額請求する害虫駆除トラブル」(2025年3月4日公表)5. 補助金・賃貸/分譲の場合
コウモリ駆除への補助金制度は一般的ではありません。当サイトで確認した自治体の案内にも 補助金の記載はありませんでした。自治体の対応の実情は コウモリと法律のページのQ&Aにまとめています。
賃貸なら、まず管理会社・大家さんへ相談してください。侵入口になっている建物のすき間の補修は、 所有者側で対応する場合があります。分譲マンションでも、外壁や屋根まわりは共用部分にあたることが多いので、 個人で手を入れる前に管理組合への確認をおすすめします。